売買購入時の説明会

売買購入の重要事項説明は次のような手順で行われます。まず、説明会の同席者は、新規分譲物件を購入する場合は、売り主が不動産会社なので「売り主(説明者)」と「購入者」の二者が集まります。仲介会社を通じて中古住宅などを購入する場合は、売り主が個人なので、「売り主」「説明者(仲介会社)」「購入者」の三者が同席して行われます。

説明会の開催に際して、説明者は必ず宅地建物取引主任者証を提示して、重要事項説明を行うことができる有資格者であることを明らかにしたうえでスタートします。重要事項説明書にはこの主任者の氏名、捺印、主任者証の登録番号が記載されているので、説明者と説明書の作成者が同一人物であることを確認してください。説明は説明書に記載されている順に従って説明者が読み上げていき、補足資料がある場合は随時その説明を行います。

専門的で分かりにくい部分が少なくないので、疑問点があればその都度質問して解消しておくようにします。あいまいな部分を残しておくと後で後悔のタネになりかねません。説明にかかる所要時間は早くても30分程度、ときには一時間以上かかることもあります。説明が終了し、内容に納得がいけば書類に署名、捺印し、それぞれが保管します。重要事項説明書の構成要素はマンションや一戸建て、土地など、売買する不動産の種類によって少しずつ異なります。また、不動産会社によっても多少の違いはありますが、基本的には「対象物件に関する事項」と「取引条件に関する事項」の二つに大別できます。

それぞれのチェックポイントを述べていくことにしましょう。

  • 最新の登記簿の記載内容と同じか……売買の対象となっている物件を特定するために、その物件の所在地、面積などが登録されている登記簿の内容が記述されます。添付資料として登記簿謄本が渡されますので、その記述内容と同一かどうかを確認します。さらに添付されている登記簿謄本が交付された日付が最新であることをチェックすること。交付日が古いものだと、その後、変更されていることがあるからです。最も確実なのは自分で登記所に出向いて登記簿謄本を取って見ることです。
  • 登記簿の所有者と売り主は同じか……登記簿の所有者と売り主が同一人物であることを確認します。万一違う場合は要注意。所有者と売り主の間で結んでいる「売買契約書」を確かめること。さらに売り主がその物件の「権利証」(登記済証)を保有していることを必ず確かめてください。これらの書類がない場合は契約を取りやめたほうが無難です。
  • 抵当権が設定されていないか……新規分譲住宅では滅多にありませんが、中古住宅では抵当権が設定されているケースが少なくありません。抵当権が設定してあるということは、住宅ローンなどの借金が残っていることを意味し、そんな物件を取得すると、借金も一緒に背負い込むことになってしまいます。

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